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北極の氷、2040年に消滅?

 地球温暖化の影響で、2040年夏には北極海の氷がほとんど消えているかもしれない。そんな試算を2006年12月12日、米国立大気研究センター(NCAR)などのチームが、米国地球物理学連合の学会誌に発表しました。今後も二酸化炭素などの温室効果ガスが現在の割合で大気中に増え続けるとのシナリオに基づき、スーパーコンピューターで計算したものです。

 それによると、今後20年以内に、北極海の氷の面積が縮小する速さは4倍に。2040年夏までに北極海の氷はほとんどなくなり、グリーンランドとカナダの北岸にわずかに残るだけという結果になったそうです。北極の氷が溶けることが、直接大幅な海面上昇につながる事はないものの、ホッキョクグマなどの生態系や漁業への深刻な影響に加え、北半球の気候にも変化が現れる可能性もあると言います。また、海面は氷よりも多く光を吸収するため、氷が溶けると温暖化をさらに加速させる可能性もあるそうです。

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