ゴミひろい
いつも、朝、菊名駅西口に立つと。かならずと言って良い程、路上に置いてあるベンチにじっと座っている紳士がいます。彼はおもむろに立ち上がると、駅の周辺のゴミひろいをはじめるのです。
その姿を見ていて、僕はいつも「かっこいいなぁ」と感じながら、自分を恥ずかしく思います。いつも僕は演説をはじめる時、「何を話すか」とか「旗を立てなきゃ」などという気持ちでいっぱいでになってしまい、「周りを掃除しよう」などという気持ちを置き忘れてしまっています。話し始めて少したって「あ、やっぱり汚れている。掃除したいなぁ」などと思い出すのです。そんな時、自分がかっこ悪いなぁと感じます。
今日は思い切って、演説の後、紳士に声をかけてみました。彼は、笑いながら「ここは、自分の地元ですから」って答えました。地元だから、ゴミを拾ってきれいにするのが当たり前。なんて、素晴らしいんでしょう。
菊名駅ではもう一人、ゴミを広い続ける人がいます。東口の売店に勤めるお姉さんです。彼女は、店でタバコや新聞を売るあいまにゴミを拾います。「自分もタバコを吸うから、こうやって吸い殻が落ちているのが嫌なんですよ」なんて素晴らしいんでしょう。菊名はこんな人たちに愛され、守られているのです。
でも、こんなに地域を愛している人たちの力を、ゴミひろいのためでなく、
別の「なにか」のために使えたらもっと素敵です。
まちを美しくするのは、私たち一人一人でありたいものです。
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