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2009年4月26日 (日)

マネー資本主義の失敗

NHKのニュース報道が与党よりであり続けていることは、昔から有名な話ですが、膨大な資金力で魅力的な番組をつくって来た(と言っても実際にこうした素晴らしい番組を制作しているのは、心ある小さな制作会社だったりするのですが)こともまた事実です。「エンデの遺言 根源からお金を問う」などはその好例だと思います。

そんなNHKの番組で、私が今気になっている番組は、「シリーズ マネー資本主義」です。http://www.nhk.or.jp/special/onair/money.html

4月19日の第一回放送の冒頭では「マネー資本主義の失敗によって4000兆円を超えるマネーが消え去りました。今後世界で5000万人を超える雇用が失われると言われています。宴は終わり、これから人々はそのつけを支払わなければなりません」といった内容のナレーションで始まり、ソロモンブラザーズが始めた債券市場(モーゲージ債)が、その後実体経済の30倍にも信用バブルを膨張させていった様子が描かれています。それが最終的に、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付きによって危機的状況に陥ったところまでを描きました。

番組を制作した角英夫チーフ・プロデューサーは「決して金融危機の犯人探しをするつもりはない。地球全体がマネーゲームにのってしまったというのが実態だろう。番組が現代史を考える材料になれば」と話している。しかし、少なくともマネー資本主義の失敗と、そこから何を学ばなければならないのかを問いかけている意味は大きいと思う。

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