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2009年9月15日 (火)

市議会の傍聴に行って来ました。

今日は林市長になって最初の横浜市議会一般質問だったので、議会の傍聴に行って来ました。
林市長がどのように市政に臨むのか。その姿勢は具体的な質問によってより明らかになると思ったからです。結論から言うと、ワークライフバランスの推進や子育て支援の推進など評価できる部分があった反面、所信表明から大きく後退した部分が多くとても残念でした。

「市庁舎に対する見直し」という言葉も消えて市民の意見を聞きながら「関内外の経済発展に照らしながら推進する」に変わり、高速道路など道路行政も「強力に推進」と表明しました。全般的に、自分の言葉というよりは、市役所の職員が書いた書面を丸読みということが多かったことも残念でした。これらをそのまま推進すれば、市の財政がさらに逼迫するのは火を見るより明らかです。

横浜市立中学校のうち8区で採用が決まっている「自由社」の歴史教科書問題に関しても「教育委員会に委ねる」との発言を繰り返し、問題の究明には乗り出さない姿勢を明確にしました。一点だけ、今後の教育委員の人選の際は「その人物の考え方が分かるような過去の論文などを示す」としたことは評価できました。

全般に野党であるはずの自民党議員に笑みがこぼれ、与党であるはずの民主党は静まり返り、ネットや共産党が項垂れるという雰囲気になって行きました。市長には、自民党側に配慮することで議会運営を円滑にしようとする意図があったのだと思いますが、自民党や官僚組織に対する配慮ばかりだけでなく、もっと幅広い市民の意見を聞き、もっと先を見据えて慎重に発言して頂きたいと率直に思いました。

トップダウンで市政を私物化した中田市政に対し、ボトムアップを標榜する林市長に対しては、基本的に期待することは多いのです。しかし、政治的にはまだまだ不明確な部分も多く、是々非々で臨んで行きたいという思いを強くしました。

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