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2010年1月 4日 (月)

生活保護の現場

先日生活保護の受給現場を見に行って来ました。以前から相談があった高田のOさんから「ケースワーカーから言われのない圧力を受けて困っている」「現場を見に来て欲しい」と依頼されたためです。

正直異様な現場でした。港北公会堂のホール一杯に受給者が並び、番号で呼び出されて行く。ステージの前で職員がお札を数え、誰もが見ている前で渡されて行く。それが延々と何百も続くのです。区役所には、受給に合わせて、マイクロバスも付き、そこから人々が窓口に向かって降りて行きます。恐らく宿泊所からのバスなのでしょう。

生活保護が銀行振込などではなく、このような形で渡されているのには驚きました。

受給が終わるとケースワーカーによる相談が行われます。そこでは、主に生活の仕方についての指導が行われていました。お金の使い方や、就職活動をしているかなどについて細かな指導が入っていました。

Oさんは、以前あるケースワーカーから「金銭管理ができないなら、金銭管理を自分に渡すか、パソコンとインターネットを解約しなさい」と言われたそうです。それが本当であれば、行き過ぎな発言だと思い、相談に同行することにしたのです。

 もちろん、ケースワーカーの方も良かれと思って相談にのっているのでしょう。しかし、現在のケースワーカーは彼らは受給資格を与える市の窓口でもあります。つまり、受給者にとっては相談相手であると同時に、自分たちの受給資格を剥奪もできる「権力者」と映っていることが問題だと思いました。

 今回のOさんの場合は精神的な問題を抱えているケースなのですが、その彼がケースワーカーに対して怯えてしまい、却って自立を阻害している悪循環になっているように見受けられたからです。

 

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