大臣が命を絶つとは・・・。
松岡農水大臣の自殺。言葉もありません。
故人に苦言を呈するのは、はばかられますが、国を代表する政治家が命を絶つという行為の影響の大きさを考えて頂きたかったと思います。
松岡大臣を巡る一連の不祥事は、日本の政治の未熟さを露呈したものでもありました。「家賃や光熱費のかからない議員会館を事務所にしながら、毎年500万円以上もの経費を計上していた政治団体。「何とか還元水を使用した。今時水道水を飲んでいる人などいない」と発言し、一本5000円もするミネラルウォーターを購入していた疑惑。さらに独立行政法人緑資源機構発注の林道整備事業を巡る官製談合で、立入検査を受けた公益法人や企業から686万円の献金を受けていた事件など、立て続けに不祥事を起こしていました。
もちろん、これらも極めて残念な自体ですが、今回のような結末はさらにあってはならないことでした。松岡さんには、あえて生きて巨悪を正す勇気を持って頂きたかったです。氏が知っていることを暴露することは、例え自民党が崩壊したとしても、今の体制の間違いを国民に自覚させ、この国が再生する道を、国民一人一人が考えることに繋がったはずです。本当に国を愛するならば、生きて戦う勇気を持って頂きたかった。
各メディアはこれから「参院選への自民の打撃」などと書き立てると思います。しかし、そうした表面的なことではなく、この国の政治家と官僚の腐敗がどうしてここまで進んでしまっているのかを追求することが最も大切です。
松岡氏の死は、日本の政治腐敗のまさに象徴であり、行き詰まった日本の政治行政の象徴でもあると思います。
こうした不幸な事件を二度と起こさないために、政治・行政の透明化と制度改革を強く進める必要があります。
氏のご冥福をお祈りいたします。



