◆生活の課題になった地球温暖化

地球温暖化によって、今世紀末迄に1メートル以上、数百年で最大12メートルの海面上昇が起こる可能性があるとされています。
 12メートルの海面上昇とはどういうことなのでしょうか。今からおよそ6000年前の縄文時代。今よりおよそ3〜4m海面が高かった当時、港北区や鶴見区、川崎市の低地の大半が海の底でした。仮に、12メートルも海が上昇することになれば、横浜市民の大半が住む場所を失うことになります。

 そこまでいくには数百年がかかるかもしれませんが、いまのままではそうなってしまう可能性が高いのだそうです。そこまでいかなくても、異常気象によって、食料生産が大きな打撃を受け、世界各地で伝染病が蔓延するなどの事態が予想されています。地球温暖化の問題は、すでに私たちの生活の課題になっていると言えるでしょう。地球環境問題は生活を変え、地域から社会全体の見直しをすることが必要です。たとえば横浜では、マイカーの利用を少なくして身近な公共交通を整備する、環境を配慮した産業構造に転換を図る、緑地を市民参加で保全していく、などやれることはたくさんあるはずです、そうした地域からの取り組みが地球環境問題を解決することに繋がります

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海面上昇の影響は?

 1994年6月15日(米国時間)、米国科学振興協会の報告会に参加した科学者、プリンストン大学のマイケル・オッペンハイマー博士は、1979年以降、北極海ではテキサス、カリフォルニア、メリーランドの3州を合わせた以上の面積の氷が失われ、(
この面積は日本の3倍に相当)海水面は既に10〜20センチほど上昇したと伝えました。

 そして、「海水面は2100年までにさらに100センチ上昇する可能性があり、そうなるとフロリダ州やバングラデシュ、マンハッタンの大半でさえ水に浸かることになる」と報告しました。博士は、さらに「グリーンランドや南極西部の氷床がもし融解した場合、海水面は12メートル以上上昇する」と語ったのです。

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北極の氷、2040年に消滅?

 地球温暖化の影響で、2040年夏には北極海の氷がほとんど消えているかもしれない。そんな試算を2006年12月12日、米国立大気研究センター(NCAR)などのチームが、米国地球物理学連合の学会誌に発表しました。今後も二酸化炭素などの温室効果ガスが現在の割合で大気中に増え続けるとのシナリオに基づき、スーパーコンピューターで計算したものです。

 それによると、今後20年以内に、北極海の氷の面積が縮小する速さは4倍に。2040年夏までに北極海の氷はほとんどなくなり、グリーンランドとカナダの北岸にわずかに残るだけという結果になったそうです。北極の氷が溶けることが、直接大幅な海面上昇につながる事はないものの、ホッキョクグマなどの生態系や漁業への深刻な影響に加え、北半球の気候にも変化が現れる可能性もあると言います。また、海面は氷よりも多く光を吸収するため、氷が溶けると温暖化をさらに加速させる可能性もあるそうです。

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温暖化でどうなるの?

 私たちの住む地域が、温顔化によって実際にどうなるのでしょう。その実際の様子をGoogleの
Flood Maps で見る事ができます。

 サイトにアクセスするとGoogle Mapsの世界地図があり、画面左上の“Sea level rise”というメニューで海面上昇のレベルを指定すると、地図上に海面がどのように陸地を浸食していくのかを表示してくれます。地域を細かく指定できますので、地球上殆どの地域を詳しく観察することができます。

 横浜近辺で見ると、鶴見川周辺を中心に1メートルでも水没が始まり、5メートルでは、港北の半分近くが水没してしまうことがわかります。温暖化の最大レベルと言われている12メートルでは、鶴見、港北、中区などは一部の高台を除いてし、全滅になってしまいました。実際に被害を目で見ると、温暖化防止への取り組む姿勢も変わってくるかもしれません。

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不都合な真実

 先日ニュース23でも紹介されていた映画「不都合な真実」。
http://www.futsugou.jp/

 元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏の温暖化問題に関する講演活動を追いかけた作品。世界中の山々から雪がなくなっている現状。川や湖が乾上り、船が砂漠に残されている様子、ホッキョクグマが100キロ泳いで氷を探した末に泳ぎ疲れて溺れ死んでいく様子。海面上昇によりオランダほぼ全域、NYC、北京など世界中の都市が海の下に沈むだろうという話・・・。環境変動による異常気象、種の絶滅、奇妙な感染症の拡大。何千万もの難民が生きる場所を求めてさまよい・・と次々に展開されます。

 温暖化による地球の変化が私たちにもたらすかもしれない現実を、様々な最先端の科学によって解き明かして行く、ドキュメンタリーです。

 1月20日(土)東宝系にて公開予定
(TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズ六本木ヒルズなど)

「もしゴア氏がもし大統領になっていたら」
というテーマで、お笑いタッチで描いたテレビ番組もご紹介します。
こちら(英語)実は結構シニカルな内容らしいです。

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北極圏の氷が・・・。

 今日、大変心配なニュースが流れました。北極圏の氷が、これから数十年間で消滅するかもしれないと言うのです。http://www.afpbb.com/article/1169134

 2040年までに、夏場の北極海で大半の氷が溶けてしまうコンピュータの予測結果が出たというこのニュース。とてもショッキングなお話です。

 もちろん、単に北極海の動物など生態系に極めて大きな影響があるというだけでなく、北極海の海水温が高くなるということは、その回りのグリーンランドなど陸地の氷も溶ける速度が早くなるということらしいです。
 つまり、今までの予測よりも早いスピードで温暖化が進行しているのでは?というのです。数年前から流れている温暖化関係のニュースと付き合わせてみると、まるでSF映画のような話が続いています。

 にわかには信じがたいような時代がやってくるかもしれない。こうした情報にアンテナを張りながら、これからの社会のあり方を考えて行く。そんな時代になってきたことを実感します。


【ボールダー/米国 13日 AFP】

 北極圏の氷が、これから数十年間で消滅する恐れがある。国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research、NCAR)は12日、気象モデルによる北極圏の氷のシミュレーション結果を公表した。写真左は2006年9月時点における北極圏の氷の様子で、数十年以内に氷が大幅に縮小する可能性のあることを示している。温室効果ガスの排出量が大幅に削減されない限り、写真右のとおり2040年9月までには、北極圏の海からは氷の大部分が消失すると見られている。
 NCARとカナダのマクギル大学(McGill University)の共同研究チームが行ったシミュレーションでは、例年、新たな氷が形成され始める前の9月時点で溶けずに残っている氷の面積は、10年以内に約590万平方キロメートルから約190万平方キロメートルまで大幅に縮小するとの結果が出ている。写真は同日、NCARが発表した北極圏の氷のシミュレーション結果。この気象モデルは「コミュニティー気象システムモデル(Community Climate System Model、CCSM)」と呼ばれている。(NCAR提供)(c)AFP/NCAR

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